猫を飼うための部屋づくり

初めて保護猫を迎え入れる場合、猫がいたずらしないように、環境を整える必要があります。
具体的に何をしておくと良いかご説明します。

ゴミ箱は蓋付きに

ゴミ箱は蓋付きに取り替えましょう。
小さな猫でも、あっという間にゴミ箱を倒したり、中からゴミを取り出してしまったりするようになります。

特にキッチンのゴミには、猫が誤飲すると中毒になるネギやチョコレートがあったり、腸閉塞の原因になってしまう、お菓子の包みやビニールなどがあるため、必ず蓋付きに変更しておきましょう。

観葉植物は別部屋に移動するか、天吊りに

観葉植物の中には、猫ちゃんが食べたりして中毒になる危険なものがあります。

<猫にとって有害な植物>
・ドラセナ
・多肉植物
・ポトス・モンテスラ(サトイモ科)
・チューリップ・ヒヤシンスなど(ユリ科)
など

また、上記以外でも、登って倒してしまったり、遊んで枝を折ったり、土を荒らしたりしてしまうことがあるので、できれば別部屋に移動するのが良いと思います。

もし別部屋に移動することができない場合は、土を荒らさないように鉢をカバーすると掘り起こしを防ぐことができます。

もしくは猫が飛びつけない場所に、天吊りにする手もあります。
設置するときは、近くに踏み台となる家具がないこと、揺れ動くと猫が興味を持ってしまうので、空調が当たらない場所に吊るすなど工夫しましょう。

花瓶も倒してしまったり、生けてある花や葉を食べてしまう危険もあるため、
うちでは、花はトイレの中に飾って楽しんでいます。

アロマも危険

あまり知られていませんが、アロマオイルは猫にとって有害です。

猫は完全肉食動物なので、植物系の香りなどを代謝することができないそう。
また皮膚も人間よりも薄いため成分を吸収してしまいやすいということです。

アロマデフューザーやアロマキャンドルなどは、猫が入れない脱走防止柵の外側の玄関先に置いたり、トイレ猫が入れない部屋お風呂などで楽しむようにしましょう。

ケーブルは隠すか、カバーをつける

ケーブル類も隠すか、カバーをつけるようにしましょう。
そういう私もWi-Fiケーブルを噛まれてしまい、1日Wi-Fiが使えずとても不便でした。。。

猫にとっても、誤飲や感電の危険があるため、必ず対処しておきましょう。

まとめ

猫は犬と違って、人間の思い通りに躾けることができない動物です。
猫がいたずらして困るものは、最初から片付けておく、猫がさわれないように対処しておきましょう。

その都度、猫を怒るのもストレスですし、猫も触らせてもらえないのはストレスです。
場合によっては思いも寄らない事故につながることもあります。

人間も猫もお互い穏やかに過ごすために、事前に準備しておきましょう。

保護猫を迎える準備については、こちらのページも参考ください♪

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